田舎にはコアな商品があるぞ、団塊世代
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この町は、わたくし団塊が生まれた町ではありますが、育った町ではありません。4歳から19歳までの青春時代は、お隣のN県で過ごしました。だから、個人的な故郷としての愛着は、N県の方にあります。
しかし、ここS県A町は、文字通り父母の生まれ育った故郷です。わたくし団塊もここに移住して1年数ヶ月が経ちました。何となく、愛着も湧きつつありますし、これからその愛着はわたしの中で、少しずつ育ってくることかと思います。
この田舎町には、都会の移住者から見て、多くの資産があるように見受けられます。
まず、全国ブランドとなる陶磁器というコア商品を持っていること、
町並みを形成する建造物の中には、我が家も含めて、築後100年以上を経過した建物が多く、これらが一種独特のイメージを有していること、
町全体で取り組む行事など、町民が一体化しやすいソフト面の基盤が整備されていること、
町民ひとりひとりに、やはりいなかのよさである素朴さと真面目さが備わっていること、
などなど挙げてみれば、もうちょいのところで、ある壁を突破できるような素地が整っているように見えるのです。
それでは、そのもうちょいのところに相当する、不足したものとは何なのか。
わたくし団塊には、どう見ても、町全体を引っ張ったり、押し上げたりするリーダーシップが、ここに欠如しているように見えるのです。
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